文部科学省の科学技術・学術審議会の平成25年11月8日付けの建議「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究の推進について」に基づき、平成26年度から「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画」が5カ年計画で推進されています。
本計画では、以下の4つの項目に分けて計画が推進されています。
地震・火山噴火予測や災害の予知の基礎とするために、地震や火山噴火の特性を解明し、地震や火山噴火が発生する場や地震・火山噴火現象の物理・化学過程を解明する。
多様なデータや考え方を取り入れ、地震や火山噴火の発生を予測する手法を開発する。物理・化学的過程に基づく演繹(えんえき)的手法や先行現象の観測事例に基づく帰納的手法を用いて予測を目指す。
地震や火山噴火がどのように災害をもたらすかに照準を合わせて、地震・火山研究の成果を災害軽減に役立てる。地震学・火山学的な手法により災害を予測する研究を推進するとともに、これを災害軽減に結び付けるための研究を行う。
関連機関,研究分野と連携を取りながら、計画の進捗状況を把握して研究を効果的に推進する体制を構築し、観測網やデータベースなどの研究基盤を整備・拡充する。研究者、技術者などの育成、国際共同研究、本計画の現状を知ってもらうための取組を組織的に行う。
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